無垢材が織りなす木工の世界:「木と向き合う」ものづくりの魅力


小原

はじめまして、小原です。
ハヤスタで家具や木工品を作っています。

私は無垢材にこだわり、自然が作り出した美しさをそのまま活かすものづくりを続けてきました。
「木は嘘をつかない」とよく言いますが、それは無垢材だからこそ感じられること。自然の温もりや力強さを、そのまま感じていただけるのが、この素材の良さなんです。

今回は、ハヤスタで使っている無垢材や、木と向き合う日々のものづくりについてお話しします。


無垢材とは?木の「本来の姿」を活かす

私が主に使っているのは、日本産の広葉樹を加工した無垢材です。
「無垢」というのは、木を接いだり、継ぎ足したりせず、一本の木をそのまま板や塊にしたもの。
言ってみれば、木が持つ本来の姿をそのまま活かしている素材です。

無垢材の良さは、木目や節、香りなど、木そのものが持つ個性が活きていること。
一方で、これらを活かすためには、乾燥や加工の管理がとても重要になります。
木は生き物なので、湿気や乾燥に敏感。だからこそ、慎重に扱わないと反ったり割れたりしてしまうんです。


集成材や合板との違い

家具に使われる素材には、集成材合板といったものもあります。
例えば、集成材は木を細かく裂いて接着し、広い面積を作ったもので、テーブルやカウンターに使われます。

合板は木を薄くスライスして貼り合わせたもので、軽くて加工がしやすいのが特徴。
ホームセンターでも手に入るので、DIYをする方には手軽な素材ですね。

ただ、ハヤスタで作る家具では、無垢材にこだわっています。理由は、木そのものが持つ力強さや美しさをお客様に届けたいからです。


無垢材を活かすデザイン

無垢材をそのまま使うこともありますが、デザインによっては、木材を接いで加工することもあります。
例えば、幅広の板が必要なときは、柾目(木目がまっすぐな部分)をきれいに組み合わせます。

この方法は、単に大きな板を使うよりも合理的で、なおかつスッキリとした美しい仕上がりになるのがポイントです。

小原

お部屋に置いたときに、木の存在感がありつつ、空間を邪魔しないデザインを目指しています



無垢材が持つ「変化する楽しみ」

無垢材家具の魅力のひとつは、時間とともに変化する楽しみです。
日光や手の油により、木の色が深くなり、風合いが増していきます。

使うほどに味わいが増すのが無垢材のいいところですね。傷や色の変化も、その家具と共に過ごした時間の証になります

ぺり

確かに、木って育てる感覚がありますよね。修理しながら使い続けるのも素敵です

小原

そうですね。お手入れ次第で何十年と使えますから、初めて家具を買う方にもおすすめですよ



日本産の木材を選ぶ理由

ハヤスタでは、日本の広葉樹を優先して使用しています。

小原

国内の木材を選ぶことで、地域の森林管理や植林活動を支えることができます。
また、輸送距離が短いため、輸入材に比べて環境負荷が低いという利点もあります。

さらに、日本産の木材は四季の影響を受けて育つため、木目が美しく、耐久性にも優れているのが特徴です。
ただ、どんな素材でも同じですが、無垢材はお手入れが大切です。乾燥や湿気に気をつけながら長くお使いいただければと思います。


サマリー

ハヤスタでは、無垢材を活かした家具づくりを大切にしています。
自然が生み出した唯一無二の木目や、経年変化を楽しめる温かみは、無垢材ならではの魅力です。

私は日々、木と向き合いながら、ひとつひとつ丁寧に家具を作り続けています。
本物の木が持つ力強さと温もりを、ぜひハヤスタの家具で体験してみてください。

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