こんにちは、ハヤスタのぺりです。
今回は、ハヤスタの新作「舟のプレート”セイルプレート”」をご紹介します。このプレートは、小原先生が手間ひまかけて作り上げた一点物の木製プレートです。「セイルプレート」は、ただの器ではありません。ひとつひとつのプレートに、小原先生のこだわりと想いが込められています。
「セイルプレートができるまで」というストーリーを知っていただくと、きっとその魅力をより深く感じていただけると思います。どうしてこのプレートが生まれたのか、どんな想いで作られてきたのか、そんな背景をご紹介しますね。
木材との出会いから始まるセイルプレートの誕生
こんにちは。小原(おはら)です。このセイルプレートは私が古い時代の木造のヨットが好きで、優雅で、美しく完成された姿を思い浮かべてほりました。
「セイルプレート」は、タブの木という素材を使って作られています。葉山の自宅裏にある竹藪から取れたこの木は、日陰になり過ぎて伐採されることになったのですが、「もったいない」と思ったので、切った木を使って何かを作り始めました。
タブの木なんて、聞いたことありませんでした。
あまり一般的な木ではないんですよ。この木、見た目は地味ですが、柔らかくて削りやすいし、何よりも温かみがあるんです。自然の形に合わせて作るから、使う人の心にも温かさが伝わると思います。
その後、チェーンソーで木を切り、乾燥させ、荒彫りが終わると、次に行ったのは、手作業での削り作業です。数日間の作業を経て、どんどん形が整い、最終的にプレートが完成しました。
まるで彫刻ですね!
タブの木(タブノキ)は、日本ではあまり一般的ではない木ですが、実は非常に価値のある木材とされています。学名は Lindera umbellata で、別名「クスノキ」や「アオタブ」とも呼ばれています。タブノキは、クスノキ科に属する常緑樹で、主に日本や中国、朝鮮半島に分布しています。
特徴としては:
木工の手間と職人の想い
このプレートは手間を惜しまず作り上げたました。
このプレートができるまでに、いったい何回ノミを打ったのか、カンナで削ったのかわかりません。巡り会えた方に、そんな事が想像出来る器になっていればうれしいですね。我ながら、上手くてきたと思います!
手間を惜しまない
ざっくりとした作り方は以下です。
丸太をチェーンソーで切り、1、2年影干しします。
そして、丁度いい大きさに整形。
このあと、更に室内で数年観察します。この間に割れたり、ねじれたりすることがよくあります。
乾燥させる時間、長いですね!!!
そうですね、木工、家具作りは乾燥が命なんです。乾燥がうまくいけば、あとは大体うまくいんです。
このプレートの形状にこだわりを持って、何度も手を加えました。反り台鉋(そりだいかんな)で仕上げ、何度も磨き直し、最終的にオイルを何度も塗り重ね、木の美しさが引き立つように仕上げました。これによって、木目の美しさがより際立ち、オイルフィニッシュの効果で、滑らかな仕上がりになりました。
セイルプレートのフォルムは、船の形を想像しながら仕上げられました。そして、どこで使用しても温かみを感じさせるこのプレートは、お料理やお茶菓子、小物などを引き立てます。いろいろな場面で使えます。
最後に:唯一無二の木のプレート、セイルプレート
「舟のプレート”セイルプレート”」は、自然の美しさと職人の手仕事が生み出した、唯一無二のアイテムです。木のぬくもりを感じるとともに、その歴史や職人の想いを感じながら使っていただけることでしょう。
セイルプレートは、木の個性や形を活かしつつ、丁寧に作られた逸品。ぜひ、普段使いに取り入れて、お料理をより特別なものにしてみてください。
このプレート、本当に特別ですね。使う人の生活に温かさを加えてくれる、そんな器だと思います。
そう感じてもらえたら、本当に嬉しいです。
「セイルプレート」は、1点限りの特別なプレートです。ぜひ、あなたの食卓にも取り入れて、その温もりを感じてください。詳細やご購入は下記リンクからご覧ください。
今回は、タブの木で作りましたが、今後、栗、桜、けやきなどでも作ろうと思っています。
お楽しみに。
購入はこちらから
¥22,000 including tax
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お手元に届いたその日から、セイルプレートが持つ温かみを感じてください。あなたの食事を、より豊かで美しいものにしてくれることでしょう。
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