
こんにちは、ハヤスタの小原です。
家具作りに携わる中で、たくさんのお客様から修理の依頼をいただきます。
今回は「修理」というテーマで、無垢材家具の魅力と、修理を通じてお客様とどのように関わっているかをお話ししようと思います。

家具修理の現場 – 無垢材の強みと可能性
家の中には、テーブルや椅子、箪笥、棚、さらには器やオモチャなど、木を素材にしたさまざまなものがあるかと思います。これらの多くが、時間とともに傷んでいきます。例えば、引き出しがきつくなったり、椅子がぐらついたりといったことが起こります。
無垢材の家具は、時間の経過とともに味わいが増していく一方で、こうした不具合が発生することもあります。しかし、修理ができるのが無垢材の大きな魅力です。たとえ傷がついたり、ヒビが入ったりしても、丁寧な手直しを施せば、また長く使い続けることができます。

合板と無垢材の違い – 修理の難易度
近年では合板や新建材で作られた家具が主流となっています。これらは大量生産に適しており、見た目も美しく軽量です。しかし、修理が難しいという弱点があります。たとえば、剥がれや損傷があった場合、修復が困難で、そのまま廃棄されてしまうことが多いのです。
一方、無垢材の家具は、一つ一つが個性的で、修理を通じて再び命を吹き込むことが可能です。ハヤスタでは、この無垢材家具の修理を中心にお手伝いしています。

修理のプロセス – お客様との信頼を大切に
修理を始める前に、まずは実物を確認させていただくことが大切です。口頭での説明だけでは、双方に誤解が生じることもあります。お客様にお持ちいただく場合は、その場で修理の内容、納期、費用をお伝えし、納得いただければお預かりします。
出張で対応する場合には、以下のような流れとなります。
- 見積もり – 実物を確認し、修理可能か判断します。
- 出張料金 – 無垢材の場合、葉山からの往復の時間を含む費用をご案内します。
- 修理開始 – お預かり後、納期までに仕上げます。
残念ながら、合板や新建材の場合は修理が難しいため、お役に立てないこともありますが、その場合も出張費用をご負担いただいております。

修理の魅力 – もう一度命を吹き込む喜び
木材は生きています。そのため、時間とともに変化し、傷や汚れが「その家具だけのストーリー」を作り上げていきます。修理を通じて、私たちはそのストーリーに新たな章を加えています。「大切な家具を再び使いたい」というお客様の想いを形にするのが私たちの役目です。

修理の価値を伝える瞬間

先生、この前の修理、すごく喜ばれてましたね!

ありがとうございます。やっぱり家具には思い出が詰まっていますからね。

古いけど直せるって、本当に無垢材の魅力ですね。

そうですね。お客様がまた使ってくださる姿を想像すると、やりがいを感じます。

まとめ – 修理から始まる新しいストーリー

無垢材の家具には、使い込むほどに増していく魅力があります。傷ついたり壊れたりしても、修理を通じてその魅力を引き出すことが可能です。ハヤスタでは、お客様の大切な家具を未来へつなぐお手伝いをしています。
もし修理をご検討中であれば、ぜひ一度ご相談ください。木工の魅力や、修理で蘇る家具の喜びを一緒に体験してみませんか?

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最後に
読んでいただきありがとうございました。何か気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。家具に新たな命を吹き込むお手伝いができれば幸いです。
ハヤスタでは、DIY初心者から木工愛好家まで幅広くサポートしています。ぜひインスタフォロー&お問い合わせをお待ちしています!
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