なぜ家具職人が楽器を直すのか。

小原

こんにちは、小原です。
ハヤスタで家具や木工品を作っています。

木工を40年続けてきましたが、実はずっと音楽も続けています。
最近は、チェロやウッドベースの修理まで頼まれるようになりました。

なぜか。

それは、木を知っていると楽器も直せるからです。

家具も楽器も、同じ「木」からできています。
反り方、割れ方、鳴り方。
木の癖を知っていれば、音の理由も見えてくる。

今日は、木工と音楽の話をします。

どちらも始まりは小学校でした

音楽を始めたのは小学校。鼓笛隊で笛を吹き、教会で歌っていました。
家にはピアノとギターがありましたが、ピアノは「猫踏んじゃった」が唯一弾ける曲でした。

木工も同じ頃に始まっています。
「ユーコン飛行機」という遊びに憧れ、木製の機体を作り、エンジンを付け、二本のワイヤーでくるくる飛ばす飛行機を作っていました。

高校、大学、そして音楽三昧

高校時代はフォークソングブーム。
ギターをコードでジャラジャラ鳴らしていました。

木工では、親が買ってくれた収納棚の構造を真似して、自分で増設したこともあります。

大学に入り軽音楽部に入ると、音楽三昧の4年間。
木工は木製のスーツケースを作ったのみでした。

何とか会社員になり、一人暮らしを始めると、ベッドや棚、テーブルなど必要な家具を自分で作るようになりました。

楽器はサラリーマン時代に買ったものを今でも使っています。
ギター、ベース、ピアノ、オルガン、ドラムなどです。

木工で独立した理由

会社員生活に先がないように感じ、音楽で食べていくのは難しいと分かっていたので、木工で稼げるように勉強を始め独立しました。

運が良いのか、何とか死なない程度の収入で暮らしながら、仕事をしつつ楽器を練習し、曲を作り、どちらもやめずに来れました。

木工をやっていて良かったし、楽器いじりも音楽も続けてこれて、両方出来て幸せなんでしょうね。

壊れた楽器を直すということ

巷には壊れた楽器や、調整されずに使われなくなったギターなどが沢山あります。

最近は、チェロのボディーがはがれた物や、ウッドベースのネックが外れたり、ボディーが割れたり、指板がすり減ったものを直したりしました。

60年前の単板のコントラバスは、枯れた良い音がするようになりました。

木を理解していると、どこが鳴りを邪魔しているのか分かります。
家具も楽器も、木の理屈は同じです。

縮み杢のカエデから生まれた楽器

ある日在庫のカエデの板を削っていたら、世にも稀な縮み杢の板がありました。

エレキギターとエレキベースのボディーにする事に決め、中古のネックを探し、ピックアップやポッドなどの部品を取り寄せ、知り合いの電気屋さんに配線や取り付けをお願いし、完成にこぎつけました。

バルトリーニのピックアップとターボベースのポッド、フラットワウンドの弦を付けたベースは、古いアンペッグB-50の真空管アンプと相まって、いつまでも弾いていたいほどゴキゲンです。

木を削るところから音が生まれる瞬間は、何度やっても面白いものです。

音が好きな人へ

音が好きな人。
楽器を触るのが好きな人。
自分の手で何かを作りたい人。

木工は家具だけではありません。
小物づくりから始めてもいいし、いつか自作の楽器に挑戦しても面白い。

ハヤスタでは木工塾を行っています。未経験でも大丈夫です。
道具の使い方から丁寧にお伝えしています。

まとめ

木工と音楽。どちらも小学校から始まり、どちらもやめずに続けてきました。

家具を作りながら楽器を直し、木から音を生み出す。
ハヤスタは、木が好きな人にも音が好きな人にも来てほしい場所です。

木工塾や楽器の相談も受けています。
ぜひ一度、葉山ウッドワークススタジオにお越しください。

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