【私のDIY体験記】人生が変わる?DIY初心者がキッチンワゴン作りに挑戦!設計と木材選びからスタート

オープニング

ぺり

こんにちは、葉山のペリです。今回は私のリアルなハヤスタでのDIY体験記を3回にわたってレポートします。DIYをやって、私は人生が変わりました!ぜひ最後まで読んでやってください!

DIYで家具を作りたいと思いながら、数年間も道具の怖さや時間が取れない理由で踏み出せなかった私が、ついに一歩を踏み出しました

長年DIYに興味はあり、YouTubeを見て「自分にもできるかも?」と思いつつ、道具の危険性や準備の手間で躊躇していました。しかし、ハヤスタのDIY講座を知り、小原先生の温かい指導に支えられてついに挑戦することに!

このシリーズでは、私が体験したDIY挑戦を3回にわたってお届けします。

シリーズタイトルと概要

  1. 「DIY初心者がキッチンワゴン作りに挑戦!設計と木材選びからスタート」
     本記事では、設計図を描き、木材を選ぶまでの工程を中心に。DIY初心者がぶつかる最初の壁を乗り越える体験をお届けします。
  2. 「DIYで家具パーツを作る!道具の使い方と加工の楽しさ」
     次回は、道具の扱いに挑戦し、木材を加工してパーツを揃える工程を詳しく解説します。
  3. 「ついに完成!家具を組み立ててDIYの夢を形に」
     最終章では、すべてのパーツを組み立て、オイルで仕上げた感動の瞬間をお届けします!

1. ハヤスタってどんなところ?

まず、今回私がDIYを始めた場所 「Hayama Woodworks Studio(ハヤスタ)」 のご紹介をさせてください。

ハヤスタは葉山の工房から発信するオンラインショップで、家具職人の小原先生が一つ一つ丁寧に仕上げた無垢材家具を販売しています。また、サステナビリティを大切にし、SDGsやリサイクルにも取り組んでいます。DIY講座はその延長線上の活動で、初心者からベテランまで楽しめる内容になっています。

DIY講座は、 葉山にある永津材木店の「葉山クラフツマンズロッジ というスペースを借りて開催されます。ここでは木工作業に必要な設備が整っており、材木も永津材木店から直接購入できます。

しかも、ホームセンターで買うよりも木材の品質が良く、リーズナブルに購入できますので、とってもお得です。ホームセンターで木材を買い求める時間も省けます。こんな木材が欲しいというと、すぐに用意してくれます。


2. DIY初心者が挑むキッチンワゴン作りへの第一歩

今回私が作るのは、キッチンのシンク下にピッタリ収まる キッチンワゴン です。リフォームでディッシュウォッシャーを撤去した跡に、ちょうど良い収納が欲しいと思ったのがきっかけでした。

既製品も探しましたが、なかなか自分のキッチンのサイズにぴったり合うワゴンは見つけられませんでした。また、既製品に多い金属製のワゴンではなく、木の暖かさを感じられるオリジナルの家具を作りたいと思ったので、長年躊躇していたDIYをスタートすることを決意。

とはいえ、DIY初心者の私にとっては、道具の扱いも、図面を引くことも未知の世界。「本当にできるのかな?」と不安でいっぱいのまま、工房に入りました。

ぺり

先生、本当に私みたいな初心者でも家具が作れるんですか?

小原

もちろんですとも。難しい工程は私がしっかりサポートしますから、まずは楽しんでください。

そうして始まった私のDIY挑戦。まずは、 家具作りの設計図 を描くところからスタートです。


3. DIY初心者が挑む設計図作り:イメージを形にする

「図面は家具作りの土台。ここをしっかりやると作業がスムーズに進みます。」と先生に教わりながら、方眼紙に向かいました。

設計図作りのポイント

  • 縮尺を決める: 1/10 もしくは 1/5のスケールで描く(10センチを1センチに換算)。
  • 3方向の視点から描く: 正面図、上面図、側面図を揃える。
  • 寸法をミリ単位で記載する: 板や部品の正確なサイズ感を把握する。
ぺり

10センチを1センチにするって、頭が混乱しそうです…。

小原

慣れるまでは時間がかかるものです。でも、ここを丁寧にやると完成品がグッと良くなりますよ。

最初は本当にこんがらがりました。私は算数の図形問題が特に大嫌いで、正面、上面、側面の関係が特にこんがらがりました。

私の最初に、図面の書き方を教えてもらう前に書いたワゴンの完成イメージ図がこちらです。汚くて恥ずかしです。。

小原先生に教わってから書いたものがこちらです。最初よりはマシになりました!先生にも褒めてもらいました!!

最初は直線を引くだけでも緊張しましたが、少しずつ図面が形になっていくと楽しくなってきます。キッチンワゴンは幅600ミリ、奥行き700ミリ、高さ900ミリのシンプルなデザインで、引き出しや棚板を備えた構造に決定しました。


4. DIYの魅力が広がる!木材選びで感じた素材の温かさ

図面が完成すると、次は木材選びの工程へ。ハヤスタでは提携している永津材木店の敷地で、無垢材を直接選ぶことができます。これが思った以上に楽しい体験でした。

材木店で見たのは、杉、桜、ヒノキといった美しい無垢材たち。触れると木の温もりを感じ、1枚1枚に個性があるのが分かります。

ぺり

どれも素敵ですね!選ぶのが難しいです。

小原

初心者には加工しやすく、手頃な価格の杉材がおすすめですよ。

結局選んだのは、赤みがかった美しい杉のボード。この素材を自分で加工して家具にするのかと思うとワクワクが止まりませんでした。


5. 筋罫引きとノコギリに挑戦!最初の挫折と楽しさ

木材を選んだら、次は加工の準備です。初めての木工道具に戸惑いつつも、先生の指導で少しずつコツを掴んでいきます。

筋罫引きの使い方

  1. 墨を入れる位置を定規で測り、筋罫引きの刃をセット。
  2. 木材に軽く傷をつけるように線を引く。
  3. 線が見えにくい場合は、一度鉛筆でなぞって補強する。

次にノコギリで木を切り出すのですが、これが意外と難しい!

小原

ノコギリは焦らずゆっくりと。引く時に力を入れるとキレイに切れますよ。押すときは切れないので、引くときがポイントです!

切り始めのコツを掴むまで何度も練習しましたが、曲がってしまったり、切り口がガタガタになったりと悪戦苦闘。先生が優しくフォローしてくれたおかげで、少しずつ上達していきました。


サマリー

「DIY初心者が最初にぶつかる壁:設計と木材選び」
DIY初心者が直面する図面作りや木材選びの工程は、初めてだからこその発見と感動がいっぱいでした。特にハヤスタでは、小原先生のサポートや永津材木店の協力が初心者の背中を押してくれます。

次回は、次回は実際に工具を使って木材を加工するスリリングな工程をご紹介します!工具の扱いや加工のコツが満載ですので、お楽しみに。